アリギリス日記

50代・一人暮らし派遣社員さんの ささやかな日常をつづる ゆるい日記です

今の状況で、売名行為のどこが悪いの?

能登半島の大地震から3週間が経過しました。

ニュースを見ていると、まだ大勢の方たちが避難所で不安な生活を送られていて、本当に気の毒に思います。

避難生活の中で、新型コロナで亡くなった方もあるようで、現地の状況の厳しさがうかがい知れます。

一日も早く、被災者の方々が暖かい場所で安心して暮らせるように、願わずにはいられません。

 

そんな中で、有名人が多額の寄付をしたり、ボランティア活動をしたりするニュースが流れてきます。

ミュージシャンが自分のピアノを競売にかけて、売上金を寄付したり。

女性タレントさんが女性目線で選んだ支援物資をかき集めて、自ら現地へ届けたり。

他にも私の知らないところで、いろんな方がいろんな形の支援をしていらっしゃると思います。

今のところ何の動きも出来ていない自分から見れば、感謝と尊敬しかありません。

 

でも・・・。

 

世の中には、必ずいるのですよね。

そういった有名人の善意の活動を、「売名行為」だと非難する人が・・・。

 

確かに、有名人が動けばメディアは飛びつきますから、顔も名前も出ますよね。

普段とは違った一面を見せることで、好感度が上がったりもしますよね。

中にはそれを目的としてしている人も、もしかしたらいるかも知れませんよね。

 

でも、それの何が悪いんだろう?って、私は思います。

 

この真冬のさなか、被災地ではお年寄りが避難所で、悲愴な面持ちで震えてるじゃありませんか。

若い世代の人たちだって、これからの暮らしをどうしていけば良いのか、悩んで苦しんでるじゃありませんか。

そんな人たちのために、とりあえずは今日の温かい食事、着替えや衛生用品、その他の必要物資を届けて、何が悪いんでしょうか?

千羽鶴だけはやめといたげて)

 

「売名行為」だなんて非難する人は、自分も同じ事やってみれば良いと思います。

結構な時間と労力、それなりのお金が必要なことが分かるはずです。

そして顔も名前も出して、「どうだ、スゴイだろ~!」って言えば良いと思います。

単なる自己満足で終わることが分かるはずです。

それでもその人が望むなら、言ってあげますよ。

「スゴイね~!」って。

 

「やらない善より、やる偽善」だと、私は思うので。

 

ところで。

派遣先の企業では大規模災害の時はいつも募金箱が回ってくるので、私はそれに寄付をするつもりでおりました。

が!

昨今、在宅勤務の人も多いし、お金の管理も大変なせいでしょうか。

社内Web上から専用ページに飛んで、QRコードを読み取って、カードや引き落とし口座を入力して・・・とか言われちゃいました(^^;

デジタル難民の私には、ハードル高すぎ。

前に利用したことのある、日本赤十字かどこかにしようと思います。

 

読んで下さってありがとうございます。