今年の4月から派遣会社が変わりました。
業界大手のP社です。
お仕事の紹介をいただいた時は「時給○○円」と聞いておりましたが、唐突に「この4月から月給制になります」と言われました。
はいぃ~(^^; // !?
営業担当者の話によれば、「月によって稼働日数が違うと収入にも差が出来てしまうため、派遣労働者の生活の安定ために月給制を導入する」・・・とのこと。
具体的には、時給×1日の労働時間×1ヶ月の平均稼働日数=月給 だそうです。
これですと、祭日などで稼働日数が少なかった月でも極端に収入が減らない代わりに、多く働いた月でもいつも通りの金額しか貰えないことになります。
確かに私自身も今より時給の低かった頃は、稼働日数が17~18日しかない月はキツかったので、月給制という考え方もアリかな?と思います。
まあ、会社の方針で決まっちゃったことだからと思って、私はOKしました。
でも世の中ではそうはいかない人々もいらっしゃったみたいで・・・。
例えば、契約期間が決まっている人で、その期間の実際の稼働日数が月給制になった場合の平均稼働日数より多い人。
これじゃ沢山働いても少ししか貰えないので、働き損です(-_-;
ネット上でも相当荒れたようで、中には「就業先の上司と相談して、今と同等の条件で他の派遣会社から就業させてもらう約束取り付けてます!」というパワフルな方もいらっしゃいました(^^;スゴイ
そんなこんなで最終的には、既存の契約に関しては時給制・月給制を選択できるようになったようです。
新規の契約に関しては月給制で統一・・・という話でしたが、全員の理解を得るのは難しいかも・・・と思います。
だって1年間働けば日数の多い月・少ない月、平均されてトントンになるけれど、我々派遣社員は3ヶ月更新でいつブチッと契約を切られるか分からないですよね?
働き損になったところで終わっちゃったら、目も当てられない(^^;
色々思うことはあるけれど、今回のお仕事に関しては派遣会社さんに相当お世話になった身ですので、「ここは大人しくしておこう」と決めた私です。
と・こ・ろ・が!
4月にお仕事が始まって、しばらくして正式な契約書が送られてきました。
内容を確認して、驚愕の事実が判明・・・!
1年が243日で計算されている!
先ほど「時給×1日の労働時間×1ヶ月の平均稼働日数=月給」と書きましたが、この平均稼働日数が派遣会社の日数と同じ20.25日で計算されていたのです。
(年間稼働日数243日÷12ヶ月=20.25日)
冗談じゃない、私の就業先企業、年間稼働日数244日ですよ・・・!!
わずか1日とはいえ、許せません。
この大手企業さんへは何十人ものスタッフを就業させているP社です。
企業はちゃんと稼働日数分を支払うのだから、1人あたり1日分の賃金をピンハネしたら相当な金額になるはず!
これが大人しくしていられましょうか、ソッコーで営業担当者にメールしました。
翌日・・・。
営業担当者から謝罪のメールがありました。
事の経緯はこうです。
私の就業先企業の年間稼働日数は244日だが、派遣会社の賃金計算システム上で特定の企業だけ日数を変えるのは難しい。
そのため日数を変えない代わりに、この企業に就業するスタッフは時給を10円アップする・・・
・・・のを、忘れていましたア~!?
な、何ですと~ (^^; // ??
そうです、問題は日数ではなく、私だけ時給を上げるのを忘れられていたことだったのです。
これ、私が気がつかなかったら、誰も気がついてくれなかったですよね?
危ねぇ、危ねぇ・・・。
結局、初回給料ギリギリセーフで契約書の賃金を変更して貰えました。
給料が支払われてからだと、また差額の調整とかでポンコツなことやられても面倒なので、間に合って良かったです~。
で、肝心の月給制の感想はと言いますと・・・。
今月分の賃金を計算しなくなった代わりに、今月何日働くのか意識しなくなった、それだけでした(^^;
でも1年働いてトントンなのだから、何としても働き続けねばとは思っております。
ホントに私の人生、いろいろあるわ。
読んで下さってありがとうございます。