毎晩、「どっちでも良いから、早く死なないかなぁ」と思います。
母か、私か。
どちらかと言えば、私かな。
母が死んだら現実世界では楽になるけど、「お母さんはアナタのこと、きっとお空から見守っているわよ」なんて誰かに言われたら、そんな気色悪いこと!って思う。
母が死ぬより、自分が先に死んだ方がいっそ楽です。
音信不通になって3年経ちます。
母がかつて言ったことを、私が「お母さん、コレコレこう言ったよね?」と言ったら、母は「そんなこと思ったこともない!そんなこと言うなんて許せない!もうアンタはウチに来なくていい!」と出禁宣言してきました。
はい、ありがと、サヨナラです( ・・)/
以来、あの人に関わらなくて良いというだけで、私はこの上なく平和な日々を過ごしています。
別に今回に始まったことではなく、物心ついた時から私は母と合いませんでした。
母は、全てにおいて自分(と夫)が正しく、自分が「親」という絶対的優位にある事にかこつけて、娘である私はバカで未熟でワガママでどうしようも無い存在だと決めつける人でした。
しかしその根拠というのが、「母の人生」という半径1メートルの世界観と経験値のみ!
恐ろしい話です。
ほんの一例です。
かつて母と姉と私とで出かけることになって、姉は出先でビールを飲みたいだろうと思ったので、私は「じゃ、私が車を出そうか?」と提案しました。
常日頃から隙あらば人を貶めようと狙っている母は、すぐさま飛びつきました。
「車を出すだって!?なんて偉そうな言い方なの!私が車を出してあげるわよって、そう言いたいんだね!」
いや~別にそんな恩着せがましいものではないんだけど、1台の車に乗り合わせて出かけようとする時に、車持ちの人が普通に使う表現だと思うよ?
「あんたはそうやって自分の持ち物を見せびらかしたくて仕方ないんだ。自分はご立派な人間だって自慢したくて仕方ないんだ。なんて根性悪いの!」
うん、でもお母さんは免許持っていないから、車を運転する人たちの普段の会話とか知らないよね?「車を出す」って、ごく普通に使う表現だよ?
「うるさい!親は正しい!親の言うことを聞きなさい!親の言うことを聞かないアンタは、本当に性格が悪い!」
毎度、何かにつけてこんな感じです(´。`)
ちなみにその後、私がわざと「車出そうか?」と言ってやりましたら、おそらくこの話をどこかで披露して総スカンを食らったらしい母は、何も言わずにホイホイ乗ってきました(^^;
そんなことも、忙しい日常生活の中で忘れているうちは良いのだけど・・・。
晩ご飯の後でお茶碗を洗っている時、頭の中空っぽなので、特に思い出そうとしなくてもよみがえって来るイヤな記憶が一つ。
私はかなり子供の頃に読んだ家事本の中で、「食器をすすぐ時は、外側からすすぐ方が早い」と書いてあったのが印象に残っていて、大人になってからも洗い物をする時はまずお皿やお茶碗の外側からすすぐようにしています。
もちろんその後で内側、外側、繰り返して全部きれいにします。
けれど母は、隙あらば・・・の人なので、私が最初に外側をすすぐのをめざとく見つけて噛みついてくるのです。
「外側なんていいの!内側をすすぎなさい!食べ物の触る内側の方が大事でしょ!?」
(う~ん、今この瞬間は外側をすすいでいるけれど、この後内側へ行くんだろうってことを、なぜこの人は想像できないんだろう?)
フライパンの柄の付け根にネジを止め付けた凹みがあって、そこによく洗剤の泡が残っているので、そこに水が当たるようにしていると・・・。
「そんなところはいいの!内側をすすぎなさい!」
(いや、良くないでしょ(^^; ここだってフライパンの一部だし)
「ホントにアンタは言うこと聞かないわね!親は正しいの!・・・云々」
母の言うことをそのまま実践していたら、家族全員、洗剤中毒で腹壊します。
というか私が子供の頃から下痢体質なのは、もしかしてこれが原因かも!?
毎晩、食器を洗うたびによみがえる、毒親の記憶。
死ぬまで付いて回るんだろうなぁと思うと、恨みしかないです。
よく「育ててもらった恩を忘れるな」と説教してくる人がいますが、私は「何千回、何万回と精神的に殺されて」いますので、特に良心の呵責とかはありません。
でも、こんな理由で、毎晩「やっぱり食洗機買おうかなぁ~??」と思うのは、危険(^^;
読んで下さってありがとうございます。
☆毒親語り、ぼちぼち始めます。
苦手な方は、タイトル見てスルーして下さい。