アリギリス日記

50代・一人暮らし派遣社員さんの ささやかな日常をつづる ゆるい日記です

郵便配達員と、「あのとき助けていただいた・・・」

先日、在宅勤務の日に合わせて、通販の荷物の配達指定をしていました。

ゆうパックを届けてくれたのは、細身で、メガネを掛けていて、真面目そうな感じの若いお兄さん。

暑い中、本っっ当~に!ありがとうね。

 

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受け渡しの時、ふと見ると、お兄さんの背後、マンションの外廊下に何か動くものが・・・。

 

ひっくり返ったカナブン・・・。

 

天に向かって手足をバタバタさせて、何か起き上がるよすがになる物を必死で探しています。

私はそんなカナブンを放っておけない性分で、いつも助け起こすのですが、その時はそれを配達員のお兄さんに見られるのが何となく気恥ずかしくて、「後で助けよう」と思い一旦ドアを閉めました。

 

受け取った荷物を上りかまちに置き、靴入れの中にあるホウキ(これでカナブンを助ける)を取り出して、「お兄さん、もう行ったかな?」と、もう一度ドアを開けて長い外廊下の先を見ると・・・。

 

おっとっと、お兄さんの背中、意外とまだ近いところにありました。

 

20秒くらい待って、お兄さんの姿が見えなくなったのをそぉ~っと確認して、外へ出ると・・・。

 

カナブン、いなくなってる(・o・)・・・。

 

あの状態のカナブンが、1分足らずで自力で体勢を立て直して飛んで行くなんて事、ちょっと考えられません。

おそらく、あのお兄さんが助けたのでしょう。

いい子だなぁ・・・。

彼女さんとか、いるのかなぁ(*^^*)。

 

今夜あたり、あのお兄さんのアパートにピンポ~ン♪と、美少女に変身したカナブンが「あのとき助けていただいた・・・」なんて、想像してププッと笑ってしまいました(*^^*)。

 

読んで下さってありがとうございます。