この前の日曜日の朝。
窓の外の爆音で目が覚めた。
雨?土砂降り?
いや、これはヘリ。ヘリのローター音。
それにしても近い。
近いし、低い。
通過じゃ無いな、ほぼホバリング。
ああ、ドクターヘリが降りるんだな。
眠たいけど、起きるか、私も・・・。
私の住むマンションの国道を挟んで向こう側には、大きな総合病院があります。
そこがドクターヘリを受け容れていることを知ったのは、去年のことでした。
それまではこの日のようにヘリのローター音が響く時は、事故か何かの取材に新聞社のヘリが飛んでいるのだろうと思っていました。
それが偶然すぐそばのお店にいる時に、病院の屋上にドクターヘリが降りる場面に遭遇したのです。
人気TVドラマ「コード・ブルー」で一躍有名になったドクターヘリ。
日本で導入が始まったのは2001年から。
既に導入されていたヨーロッパでは高い成果を上げていたので、いよいよ日本でも始まったかと嬉しかったです。
何を隠そう、私は日本航空医療学会の発足初年度会員。
(当時の名称は「日本エアレスキュー研究会」)
入会理由は、単に航空救難・航空医療に興味があったから。
私は医師でも看護師でもない普通の会社員だったけどね。
入会時の申込書には勤務先名と部署名を書く欄があって、「こういう真面目な団体に入るには身元を明らかにしておかなきゃいけないのね」と思い、素直に記入しました。
ところが数ヶ月後、届いた会報に付いていた会員名簿を見てぶっ飛んだ!
国内の有名医療機器メーカーの部長クラスが、ズラ~っと名を連ねているじゃありませんか。
マズイ、非常にマズイ!
実は当時の私の勤め先は医療機器の会社で、しかも部署名が「○○統括本部」。
これは下手をすると、「あの会社、新規の分野に進出する計画か?」とか思われかねない。
そうなると大変、というか、面倒(^^;・・・。
結局、翌年度の更新はせず、1年ポッキリで退会しました。
とはいえ、今でもヘリでの救急搬送や救難活動には関心があるので、ドラマ「コード・ブルー」は大好きだし、災害時の自衛隊ヘリでの救出活動はTVにかじりついて見ています(^^)。
ドクターヘリの運航に携わるみなさん。
日曜の朝っぱらから緊急出動、大変お疲れ様でした。
これからも安全運行で、よろしくお願いいたします(^^)。
読んで下さってありがとうございます。