先日、地元の安売りスーパーに行った時のこと。
お客さんがワンサカいる中ですれ違った30代くらいの夫婦連れの、旦那さんが言っていた言葉。
「ふん、貧乏人ばっかり来てるな( ̄∇ ̄)~」
確かに、地元では結構有名な安売りスーパーで、客層も大半はいわゆる「庶民」ですが・・・。
その貧乏人ばっかりが来るスーパーで、カゴいっぱいに食料品買い込んでる、あんたら何なんだ(・・)?
少し前、スーパーで働く若い女性店員の発言がネットで話題になっていました。
彼女曰く、「夕方、値引きシールの貼られた商品に群がる人々は卑しい。そんな連中を見たくない」のだそうです。
うん、でもね、そんな卑しい人々の落としていったお金から給料もらって生活している、あんたは何なんだ(・・)?
婚活サイト(今はマッチングアプリ?)で活動するも、なかなか思い通りにならない人が、
「全然いい人いない!どいつもこいつもダメなヤツばかり~!」
と、匿名であるのをいいことにSNS上で毒づいているけれど・・・。
そんなダメなヤツらと同じ土俵上にいる、あんたは何なんだ(・・)?
人間て、どこかで他人を見下して、相対的に自分が上がったような気になって、自尊心を満足させようとするものなんですかね。
本人は自分目線でしか見ていないから、それは成立しているのかも知れないけれど、ハタから見たら見下している方も見下されている方も、同じカテゴリーにいる人々なんですけどね・・・。

貧乏人たちと同じ場所で買い物したくないと思うなら、高級住宅街の真ん中にあるスーパーに行けばいい。
値引き商品を買う卑しい人間を見たくないなら、スーパーなんかじゃなくて高級ブティックか何かで働けばいい。
会員にしょうもない異性しかいないと毒づくなら、入会審査が厳しくて会費もお高い結婚相談所に入ればいい。
でも何故それをしていないのかと言えば、自分のレベルじゃ出来ないからでしょ?
まあ、そういう私自身もそんなアレコレに遭遇してしまうということは、似たり寄ったりのカテゴリーの中にいるってことなんですけど(^^; ←ここは素直に反省
最近読んだ雑誌に書いてありました。
よく「雑草のように強く」とか言うけれど、雑草は強くない。むしろ弱い。雑草は森の中では背の高い木々に日光を遮られて生きられなかったから、陽の当たる場所へと逃げて、そこで生きた・・・云々。
これって「自分にふさわしい場所を見つけて、機嫌良く生きればいいじゃん!」ってことかな?って思います。
明日からそうする~!
読んで下さってありがとうございます。