TVでフードロスの問題を取り上げた番組で、今の日本では国民1人あたりご飯お茶碗1杯分相当の食品が、毎日廃棄されていると言っていました。
おかしいなぁ(・・)?
うちは何でもしっかり食べきってますよ。
捨てると言えばお魚の骨と皮とか、鶏肉の脂身とか、そういう部分だけ。
「賞味期限」と「消費期限」もしっかり理解して、食べても害のない範囲なら無駄に捨てたりしてません。
あれ?
そういえばお野菜の皮や種って、これもフードロスに入るんでしょうか?
大根やにんじんの皮をキンピラにして食べる方もいるとは聞いていますが、私はさすがにそこまではして来なかったですね。。。
私、詰めが甘かった・・・?
そこで、「ベジブロス」を作ってみることにしました!
ベジブロスとは簡単に言えば、お野菜の切れ端などを煮出したスープのことです。
材料はこちら。
お野菜の皮、葉っぱ、茎など。
この他、ピーマンのへたと種も準備。
野菜は5種類くらい入れると良いそうです。
お水1リットルにお野菜を入れ、臭み消しのお酒を小さじ1入れて火にかけます。
沸騰したら弱火にして、20~30分煮ます。
お野菜はクタクタに・・・。
ザルで漉したら、ベジブロスの完成です。
市販の野菜コンソメのような味を想像していましたが、これ自体に塩分は無かったです。それはそうですよね(^^;。
レタスとカニカマのスープを作ってみました。
お野菜の味が濃厚なスープでした。
そして、当然のことながら出る、廃棄物(^^;。
しっかり絞って、生ゴミへ。
結局、全部は消費できず、多少なりとも食品ロスは出るって事ですね。
ベジブロスを作ってみて思ったこと。
確かにこれまで捨てていた部分を有効利用できる面はあります。
けれど、30分間煮込む間のガス代は?
排出されるCO2の量は?
生の状態より多くの水分を含んでしまった廃棄物を、焼却するためのエネルギーは?
環境保護全体を通して考えると、果たして本当にこれがベストな方法なのか、分からなくなってきました。
子供の頃実家にあったような灯油のストーブで、コトコト煮込むことが出来れば一石二鳥なのかも知れないですね。
私の今のライフスタイルでは、ちょっと無理があったかも知れません。
読んで下さってありがとうございます。