アリギリス日記

50代・一人暮らし派遣社員さんの ささやかな日常をつづる ゆるい日記です

小さなプレゼント

久しぶりにお友達とショッピング&ランチに行きました。

短大時代に知り合った彼女は、いつもおっとりしていて、せっかちな私とは正反対のタイプ。けれど不思議と気が合って、卒業してOLになってからもお互いの恋バナや仕事のことなど、いろいろ語り合ったものです。50代になった今でも気の置けない付き合いの出来る、私にとっては貴重なお友達です。

 

住宅街の中にあるオシャレな雑貨屋さんでショッピングを楽しんだ後、車で移動してお目当ての洋食屋さんでランチ。会えなかった2年の間の出来事を、しゃべるわしゃべるわ窓の外が夕日に染まるまで(^^;。私と違って専業主婦の彼女は、「遅くなっちゃったから、晩ご飯もどこかで食べない?」という訳にもいかず、暗くなる前に最寄りの駅まで車で送りました。

 

その車の中で、彼女がくれたのがこれです。

 

f:id:tako_chan:20211117010347j:plain

(袋から出して、ラッピングを外した状態です)

小さなプレゼント。

可愛い青い鳥の柄の布巾と、紅茶とお菓子。

私の好きなモノばっかり・・・

 

「えっ?私、何にも用意してきてないよぉ~(+_+;」

「いいのいいの~(^^) たこちゃん、青い鳥好きでしょ~?」

 

彼女はいつもこんな感じ。損得勘定なんてナシ。ただ相手の喜ぶ顔を思い浮かべて、心を尽くす人です。

 

結婚して家庭に入った彼女と、ゴニョゴニョ(^^;な私。

彼女は私のために小さなプレゼントを用意してくれた。それに引き換え私がしたことと言えば、欲しかったハンドバッグをこの日に間に合うように大急ぎで購入したり、マニキュアこそ塗らないけれど爪の形をきれいに整えてツヤツヤに磨いたり・・・。

 

レベルの低い暮らしをしているように見られたくない・・・。

 

単なる見栄。

情けないったらありゃしません(-_-;。

 

けど、そんな私の悪足掻きを知ったら、彼女はきっとこう言うと思います。

「え~?私と逢うために、たこちゃんそんなにオシャレしてきてくれたんだ~(*^o^*)」

 

彼女のくれるプレゼントは、いつだってモノだけじゃないんです。

私と友達でいてくれて、本当にありがとう。

 

 

読んで下さってありがとうございます。