アリギリス日記

50代・一人暮らし派遣社員さんの ささやかな日常をつづる ゆるい日記です

秋の歌・岩崎宏美さんの「思秋期」

今週のお題「秋の歌」

思い出す度に涙がこぼれてしまう、でも、大好きな曲です。

 


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1977年のリリース曲です。当時、私はこの曲があまり好きではありませんでした。

 

「青春はこわれもの 愛しても傷つき

    青春は忘れもの 過ぎてから気がつく」

 

まだ子供だった私には、歌詞のこの部分が「言葉遊び」をしているようにしか感じられなくて、どこか斜に構えていたのだと思います。

 

大人になって、この歌詞の主人公(18~19歳)より10ばかり歳を重ねた時、ある辛く苦しい体験を経て、実の親と精神的に決別しました。その後の人生も180度変わりました。

 

この曲を聴きながら何度も泣いて、胸に痛みを抱きながら、生きる道を模索して・・・。

 

青春と言うには遅すぎる歳でしたが、当時の私は、本当にこの曲に救われたと思います。

 

こうして改めて聴くと、やはり涙はこぼれますが、あの頃とは少し違う気持ちになります。前を向いて生きるだけで精一杯だったあの頃の自分を、懐かしく愛おしむような、なんとも不思議な気持ちです。歳をとったせいなのでしょうね(苦笑・・・。

 

「ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている

 お元気ですかみなさん いつか逢いましょう」

 

こんな夜は、いつもより少し丁寧にいれた紅茶をお供に、懐かしい人にメールを打ってみようかな・・・なんて思います。

 

読んで下さってありがとうございます。